Frequently Asked Questions
小児歯科について
小児歯科では、フッ素塗布や小児矯正の開始時期などのご質問が大変多いので、代表的な物をご紹介させて頂きますので、ご参照ください。
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赤ちゃんの歯の生え始めのころはフッ素はまだ不要です。多くの自治体や歯医者では上下4本ずつ計8本歯が生え始めたらフッ素を塗布するようすすめています。 また、歯医者でのフッ素の塗布は大体3か月~6ヶ月ごとに定期的に行うとより効果的でしょう。 |
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小児矯正の開始時期については、永久歯に生え変わる時期の6歳から10歳にかけてスタートするのが適切と言われています。 当院では、下の永久歯前歯4本が生えそろう(出始めた頃)を目安にしています。 一般的に小学校1~2年生頃から始めるといいでしょう。 まずは、当院へお越し頂き、歯科医師にご相談下さい。 |
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当院では、年齢が若いほど、あごの骨は柔らかいので、コントロールしやすい、歯も動きやすく、痛みも軽くなったり、 あごも広がりやすいことなどから、小児矯正から始める事をお勧めしています。 小児矯正から始めるメリットは、以下の通りです。 ①金額が安く済む場合がある 成人矯正の約半額になることもあります。 成人矯正に比べて、手術や抜歯の必要がない場合が多いので、基本料金以外の毎回かかる診察代も結果少なくなります。 ②成人矯正器具より目立たない 小児矯正の装置はフックを奥歯に引っかけるため、ほとんで見えません。 しかし、成人矯正は歯に一つ一つ器具をつけてワイヤーを通すため装置が見えます。 ③思春期に影響を及ぼさない 器具はつけているのは見た目で分かるので、思春期はお子様が嫌がるケースが多々あります。 中学高校の部活動では、器具をつけると、吹奏楽などで口を使う楽器は演奏が難しいといった支障があります。また、ボディコンタクトの多いスポーツも支障をきたすことが多いです。 他にもメリットはたくさんありますが、思春期になると見た目はもちろん、部活動や受験などイベントも多々あり、ご両親にとっても出費がかさんでくる時期に入りますので、なるべく精神的にも身体的にも金銭的にも負担の少ない小児矯正をお勧めします。
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ホワイトニングについて
歯が綺麗になると、自然と笑顔が増え、自分に自信が持てるようになります。
代表的なご質問を掲載しておりますが、ご不明な点、ご質問がございましたら、お気軽に当院までご連絡下さい。
歯を内側から白くするには過酸化水素か過酸化尿素(過酸化カルバミド)を用いて活性酸素を出す必要があります。エステで歯のホワイトニングと謳っているところは二酸化チタンの光触媒作用のみで歯の外部の着色を落とすので歯のクリーニングの部類になります。これは薬事法で過酸化水素や過酸化尿素は歯科クリニックでしか提供できないことからくるものです。もちろん市販も禁じられていますので、一般の方が歯科用のホワイトニング材を購入する事は出来ません。つまり、インターネットなどで販売しているものは、全て歯のクリーニング剤ということです。
【ポイント】
エステやサロンのホワイトニングは、歯の表面のクリーニングであり、歯科のホワイトニングは、歯の内側から白くなる。
※ 薬事法で過酸化水素や過酸化尿素は歯科クリニックでしか提供できません。
それぞれ人によって歯の状態が異なりますので、効果の出方には個人差がありますが、ほとんどの方が、毎回、その効果を実感できる事が多いです。
インプラントについて
当院のインプラントは、診察・手術に分けて、それぞれ専門の歯科医師が担当しますので、患者様はより安全に、安心して治療を受けて頂く事が出来ます。また、どんな些細な事でもご不安な点やご質問がありましたら、事前にしっかりとヒアリングさせて頂きますので、ご安心ください。
インプラントは毎日のブラッシングと、歯科医院での定期メンテナンスをきちんと行っていれば、半永久的に機能させることができると言われています。患者様のお口の状態やメンテナンス状態によりますので「何年間は絶対に持つ」と断言はできませんが、15年を過ぎても90%以上の方が問題なく使用しているという報告があります。
インプラントはチタン製のものを使用します。チタンは金属のなかでも体内で炎症を起こしにくい金属であり、きわめて安全です。整形外科手術の骨の固定などにも使用されていますので、金属アレルギーのご心配はいりません。
インプラントは1本から歯がまったくない場合でもインプラント治療によって歯の機能を回復させることは可能です。失った歯の本数分だけインプラントを入れる方法もありますが、費用や体への負担を抑えることができることから、6~8本程度のインプラントを上下のアゴに埋め込み総入れ歯を固定する方法をおすすめしています。
義歯(入れ歯)について
義歯(入れ歯)については、本当に多くの方がお悩みを持たれています。その主な原因は、加齢によって、年々歯茎が痩せてきたり、日々のお食事などにより噛み合わせが徐々に合わなくなってしまうからです。義歯の方の検診を行うと8割以上の方が、義歯の不適合状態で、調整が必要な方が多く見受けられます。ただ、何年か経てば、義歯の再作成が必要ですが、多くの方は歯科医院で義歯を調整してもらうだけで済む場合が多いので、違和感を感じておられましたら、すぐにお近くの歯科医院にご相談して下さい。
加齢に伴い、歯茎が痩せてきたり、日々のお食事での咀嚼(そしゃく…食物を細かくなるまでよく嚼(か)むこと)で、力がかかる所が人それぞれ違う為、毎日微妙に義歯が合わなくなってきます。そこで、当院では、義歯の調整の為に定期通院をお勧めしています。
義歯を調整する事で、義歯を長持ちさせ、毎日のお食事をおいしく召し上がって頂く事が出来るので、精神的にも金銭的にも結果的に患者様に一番いい方法だと考えています。
義歯のお手入れは必要です。食べかすなどが義歯に付着していると、そのせいで噛み合わせが悪くなってしまい義歯も合わなくなってきます。また、その付着した残量物に菌が付着し、誤嚥性肺炎を引き起こす場合もあるので、義歯は必ず毎日、清掃して下さい。
※清掃は、熱湯などは使用しないでください。
お手入れの仕方は、
①義歯を取り外し、ブラシで磨いてあげて下さい。
②洗浄液につけて頂くだけで構いませんので、必ず毎日の清掃をお勧めしています。
③また、就寝時は、なるべく義歯を取り外して、洗浄液につけるなどしてご就寝するようにして下さい。
義歯には、保険適用の義歯と保険適用外の義歯があります。
保険適用の義歯の一番の利点は、費用が抑えられる事です。ただし、使用素材なども決まっている為に、汚れが付着し易かったり、破損しやすいという欠点もあります。
保険適用外の義歯は、入れ歯とインプラント併用など様々あり、自由診療ですので、患者様がご希望する素材を選べることが利点です。ただし、保険適用外の為、医院によって費用も異なり保険適用の義歯に比べると費用もかかることが欠点です。